最近は時間が無くてあんまりMUGEN触ってないです。
とりあえず要望があったので、自分のエフェクトキャプチャ方法公開。
このやり方は他のゲームにも応用出来るはず。
お世話になったソフト達
これだけあればまともなBBキャラ作れます。
・Blazblueのゲーム本体
ここではBBCTを使います。
・binary editor
pacファイル弄るのに必須。
・録画ソフト(DirectXと連動して60fpsで撮れるソフト)
Dxtoryとか
・.ddsファイルが弄れるソフト
Paint.NETとか
particle_img.pac(エフェクト素材の詰まったファイル)を弄るのに必須。
・memory editor
スペシャルねこまんま57号とか
カメラ動かすのに必須。
・BlazBlue/SF2HD content ripper (hipster)
char_なんとか_img.pacを弄るのに必須。
pacファイルの中身を抽出する機能も欠かせない。
tunglashor氏に感謝。
・BBCS Hitbox Viewer
判定とか見れる。
普通にBBCTにも使えます。
ここで解説するのは目当てのエフェクト以外の画像データを全て透明にする方法です。
そうすればエフェクト画像をキャプチャできます。
ファイルを直接弄るので絶対にバックアップは忘れずに。1:キャラを透明にする
これはパレット弄ればすぐです。
Charフォルダにある、透明にしたいキャラのchar_なんとか_pal.pacをbinary editorで開いてください。
別にどこでもいいんですがとりあえず1Pカラーを透明にしましょう。


アドレスは00001840から00001C30までですかね。
このデータを全部00にします。


はい透明になりました。
2:背景を黒一色にする
BGXACTフォルダにbg_base.pacとbg_base_img.pacという背景一枚絵のステージがあります。


通常選べないステージです。これを使いましょう
bg_base_img.pacの中のbase.ddsを弄ります。
hipsterでbg_base_img.pacを開きbase.ddsを抽出。



Paint.NETで開くとこうなります。
では色を塗って黒くしましょう

保存します。設定は適当。
次にbase.ddsをbg_base_img.pacに戻します。
base.ddsとbg_base_img.pacをbinary editorで開いて


bg_base_img.pacの0000003Fまでをコピーしbase.ddsに貼り付け

bg_base_img.pacとして保存。
そして適当なステージとbg_base.pac、bg_base_img.pacを入れ替えます。
このゲームはステージによって色々な特殊効果が付いてるので、
そういうのが無いシンプルなステージと入れ替えた方が良いでしょう。

見事に黒くなりましたね。同じようにして白いステージも作れます。

白いステージでは光の漏れ設定をOFFにしないとちゃんとキャプチャできないので注意。
3:ライフバーを消す
ETCフォルダにあるCockpit_img.pacとCockpit.pacを00で埋め尽くします。


この時、ファイルサイズは元のままでないと落ちるので注意してください。

ライフバーが消えました。
ただし、このやり方はトレーニングモードでしか使えません
4:文字を消す
gr_johchu_言語.pacをbinary editorで開いて150より下を適当に00で埋めてみます。


これで余計なものはだいたい消えました。
後は好きなようにキャプって下さい。
・特定の画像を使ったエフェクトだけを表示する
このヘルズファングのエフェクトの線っぽい部分だけを抜き出してみます。
Particleフォルダにあるparticle_img.pacに化けているparticle.ddsをPaint.NETで開くとこうなっています

見辛いので下を黒で塗るとこうなります。

ここから直接画像を頂いて組んでもいいのですが、それではとても足りないエフェクトも多いです。

必要なエフェクトだけを残して保存。この時ファイルサイズは8.00MBになるようにします。

そしてbinary editorでparticle_img.pacを開き3Fまでをコピーしparticle.ddsに貼り付け。

particle_img.pacに上書きします。

これを録画して適当に切り取ればMUGEN上でも遜色ない形で再現できるでしょう。
お疲れ様でした。
※ここではやり忘れていますが、当然ながら相手のパレットも透明化した方がいいです。